★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 都都逸で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 都都逸で交心tz2304
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
忘れちまえと春風吹けば
雪解け水に降る光
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
☆☆☆
愛呼さんの『 急かさないでよ・・24 』 への尻取り都々逸交心です。 ★★★
> 水の流れに竿さす様に
忘れちまえと春が来る~ エンドレス・LOVEさん
忘れちまえと春風吹けば
雪解け水に降る光 仁
春風に載って街に出ようよ。
花も盛りに、小鳥囀る。
街の風情も真新しくて、
解かれた心、小躍りするよ。
物みな形見、愛光る。
ビバ春風。
エンドレス・ラブのステージが始まりますね。
まずはステップアップラブでしょうか・・・
世阿弥さんに<初心の三段階>があるそうです。
是非の初心。時時の初心。老後の初心。
恋の言葉遊びにこの三初心を適応して遊んでみたくなりました。
是非の初心は、初恋の成就です。 ・・・恋の享受。
時時の初心は、慈愛の昇華です。 ・・・分有の愛。
老後の初心は、遊戯三昧境です。 ・・・遊行の愛。
鄙隠り老仁は能も歌舞伎も観たことがないのですけれど、だからそんな幽玄の境地は無縁の異世界ですけれど、言葉は心を映す鏡でもあり、映した心で増殖変化する生き物でもありますから、瘋癲老仁風<三初心>の言葉遊びを楽しませてもらいます。
笑って、ご寛容くださいね。
棹さす様に言葉開けば
愛のステージ上がる幕 仁
水の流れに優游謄謄
乗って序破急文模様 仁
★ 妄恋575交心tz2307
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
秘すまでに言葉で遊べ水仙花
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
最初の初心は、恋の享受ですから、二人だけの最高に幸せな達成された恋です。是非を問われれば非の打ち所のない完璧な恋の成就です。
それは若さの特権的な恩寵でしょう。
30才を過ぎると事情は変わってきます。
社会的な役割や外部との様々な関係性によって、「完璧な恋の成就」もそれだけでは現実に適応できなくなっていくんです。「完璧な恋の成就」を維持しながら外部世界に適応していくためには、恋の享受と充足だけでは「是」として成り立たなくなっていくんです。適応不足、能力の欠如が目立ちはじめます。社会人としての「是」「非」が問われるようになる。「恋の享受」は「愛の行使」に発展しなければならなくなっているのです。
社会的な役割行使の絶頂期は50歳前後でしょうか。
この時期までに、「恋の享受」「恋の充足」を越えなければならないことに気づき、恋を乗り越えようとした時の<愛の第二ステージ>に挑戦した時の発心が第二の初心です。
世阿弥さんの<時時の初心>のはじまりです。
社会人としての生き方をはじめとして様々の外部世界との関係性の状況・変化に対応する柔軟な即応力を修得していかなければなりません。二人で心を一にして外部に対応していくのです。この「心を一にして外部に対応していく」その心が愛の力なのです。
享受する恋が「非」に気がついた時のステップアップの志が<是非の初心>だったのですけれど、成熟期の志は愛の力を人と分かち合う柔軟な対応力です。その志を<時時の初心>といいます。
瘋癲老仁風に翻訳すると、分有する愛の行使です。
愛は分かち合うものなんです。
古来、日本人の心は根源的に和の心であったといわれています。
今はやりの<おもてなし>はその和の心の伝統でしょう。分有する愛の行使です。
仏教でいう「布施」の心といった方がわかりやすいのでしょうね・・・
言葉遊びの世界はお喋りしはじめたらきりがありませんね・・・
笑って、語寛容くださいね。
世阿弥さんがすごいのは、<老後の初心>です。
死ぬまで初心を更新していくんですね。80才には80才の初心のスタンスがあり、その初心の行使が80才の花だというんです。
80才には80才の初心の花を咲かせる。
世阿弥さんは能の秘伝の芸能論ですけれど、瘋癲老仁の言葉遊びの<愛の初心>も、80才には80才の愛の花を咲かせる、なんです。
秘すれば花。さてどんな花を咲かせる準備をしましょうか・・・
言葉遊び、もう止められませんね・・・
<秘すれば花>はつづきます・・・
秘すまでに言葉で遊べ水仙花 仁
むせくる香り玄牝の門
春風の夢閨に吹けば狂い風 仁
空に舞ける骸骨の恋
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★
妄恋575交心tz1302『 常春は異時空の旅夢時空 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★
尻取り都々逸言葉遊び交心tz2105『 みんなで行こうよ遊行の楽土 海をよすがの海人の郷 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★